楽天ひかりは最大速度で通信を利用するためにクロスパス対応のルーターが必要です。
クロスパスに対応した楽天ひかりで使えるルーターが全部で71種類(2025年2月現在)ありますので、好きなものを選びましょう!!

そんなにたくさんあっても選べないよ・・
そんなクロスパス対応ルーター選びにお困りのあなたに、おすすめルーターであるWSR-1500AX2Bシリーズを紹介します。

まずクロスパスってなんだっけ・・?
そんなあなたはクロスパスについて解説した記事もご覧ください。

ITエンジニアとして働く筆者が値段や性能に見合ったルーターを選びました!
すでに対応表に記載のルーターをお持ちであれば、そのまま使えます。
楽天ひかり用のおすすめルーターはWSR-1500AX2Bシリーズ
71種類の中から選んだのはバッファロー社のWSR-1500AX2Bシリーズです。

色には性能差はありません。私は部屋の雰囲気に合わせて黒を選びます。
どちらでもいい場合は、金額を確認して安い方を選んでください!
皆さんも気になるであろう「なぜこのルーターを選んだのか?」についてお伝えします。
Wi-Fi6対応であること
新しく買うのであれば、Wi-Fi6に対応したルーターを選ぶべきです。
2025年2月現在、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)が主流規格です。
※Wi-Fi 6EもメジャーバージョンとしてはWi-Fi6扱い
Wi-Fi7も登場してきていますが、まだ一般家庭で使えるほどには普及していません。
クロスパス対応ルーター71製品のうち、51製品がWi-Fi6に対応中です。
Wi-Fi6は以前までのWi-Fi5に比べてメリットが主に3点あります。
Wi-Fi6のメリット
- 通信速度の向上
- ネットワークへの同時接続数が増えた際の遅延防止(同時接続数が増えると通信が遅くなる)
- セキュリティ強化

Wi-Fi規格はさらに進んでいくので、Wi-Fi7,8と続いていくでしょう(Wi-Fi7はすでに登場済み)。
新しいものが出るたびに、古いもの(Wi-Fi5以前)に対応する製品やサービスが少なくなっていきます。
利用に十分なスペックであること
WSR-1500AX2Bシリーズを選ぶのは、利用に十分なスペックだからです。
Wi-Fi6対応の51機器の中にはWSR-1500AX2Bシリーズより速い通信速度を期待できるルーターもあります。
しかし、WSR-1500AX2Bシリーズのスペックが十分と言える根拠は以下の通りです。
WSR-1500AX2Bシリーズの十分なスペック
- 最大通信速度が十分であること
- ビームフォーミング機能が搭載されている
- MU-MIMO機能が搭載されている
- コスパがいいこと
最大通信速度が十分であること
速度が十分な理由として、リモートワークに必要な通信速度は30Mbpsとされています。
WSR-1500AX2Bシリーズは最大通信速度(5GHz)が1,201Mbpsです。理論値なので最大速度は出ませんが、それでも100~200Mbpsの通信速度は十分に確保可能と言えます。

筆者は夫婦ともにリモートワークをしています。
「安くても仕事に差し支えがないルーターを選びたい!」と考えました。
単にYoutubeなどで動画を見たり、ネットサーフィンをするだけなら、WSR-1500AX2Bシリーズの通信速度は全く問題ありません。
一方で、オンラインゲームなどでさらに速い通信速度を求める場合は別のルーターを選ぶべきです。次項で詳しく紹介します。
ビームフォーミング機能が搭載されている

ビームフォーミング機能はWi-Fiの通信スピードを高速化する機能の1つです。

通常のWi-Fiは上記画像のように、ルーターが均等に電波を届けていきます。届いた電波によって、デバイス(スマホやPC)はWi-Fiに接続を確立することで通信が可能です。
一方でビームフォーミングがあると、デバイスに対して強化した電波を届けます。つまり電波を均等には届けません。
手順は以下の通り。
ビームフォーミングの仕組み
- ルーターが均等に電波を放出
- ルーターが「おっ!ここにデバイスがいるな」と感知
- ルーターはそのデバイスに届きやすいよう電波の方向や強さを調節

ルーターが「壁があって届きにくいから、少し強めの電波にしといたろ!」とやってくれるわけですね。
ビームフォーミングによって、壁や障害物があってもデバイスに電波が届きやすくなります。

ルーターとデバイス間のつながりやすさを強化するため通信速度が安定します。
もし他のルーターを選ぶ場合でも、ぜひビームフォーミング機能を持つルーターを選びましょう!
MU-MIMO機能が搭載されている
ビームフォーミングに加えて注目の機能がMU-MIMO(Multi User-Multiple Input Multiple Output)です。マルチユーザー マイモと読みます。
MIMOはアンテナを複数使う送受信をより速くする技術
MU-MIMOはMIMOの進化版なので、MIMOから説明します。MIMOは同一の周波数帯で通信を行う通信高速化技術です。

えーと・・・?
難しそうな漢字ばかりで意味がわからない。

MIMO機能なしでは上記画像のように、ルーターが複数のアンテナが持っていても、1つのアンテナを使った通信しかできません。
つまり、せっかく複数のアンテナを持っていても持て余してしまうことになります。

そこでMIMO技術が生まれました。MIMOによってルーターが扱いたいデータを分割し、複数アンテナでデータの送受信を行います。

一人でやる仕事を二人がかりでやるイメージですね。
分担することで仕事(データ送受信)が早く終わります!
MU-MIMOは複数のデバイスを相手にMIMOを可能にする技術
MIMOのメリットは通信の高速化ですが、デメリットもあります。1つのデバイスに対してのみ、複数のアンテナで通信をしていました。ルーターと同時通信するデバイスが多いと、順番待ちをする必要があったのです。


せっかくの通信高速化なのに、結局遅くなっちゃうじゃん!
そこでMIMOのデメリットに対応したのが、MIMOの進化版であるMU-MIMOです。

複数アンテナを使って通信を高速化するMIMOのメリットを保ちながら、複数デバイス(Multi User)へ同時通信を行えるようにしました。

MIMOのいいところを残しつつ、デメリットを解消しました!
MU-MIMO最高!
このMU-MIMO技術が搭載されていることもWSR-1500AX2Bシリーズを選ぶ理由になります。
コスパがいいこと
高性能なルーターほど値段が高価になります。価格が1万円、中には2万円を超えるものも。しかし、WSR-1500AX2Bシリーズは5,000円ほどで購入できるコスパがいいルーターです。

安いルーターは、初期費用を抑えたいユーザーにはありがたい!
先述の十分なスペックであることにもつながる話です。高性能で値段が高いルーターよりも、自分に必要な性能で安めのルーターを選びましょう!
「ルーターさえ決まれば楽天ひかりに申し込む!」と意気混むあなたは、以下の記事で申込方法を徹底解説しています!